在宅での言語聴覚士

現在、訪問看護ステーションに所属し、言語聴覚士として訪問リハビリを行っています。

もともと病院に勤務したことはなく、前職は通所リハビリで働いていました。

5年前の在宅分野のSTはまだまだ少なく、新卒しかも2年しか学校に通っていない私1人職場に就職しました。

この就職には今でも後悔しています。同級生が先輩に鍛えられている中ゆるゆるのST生活をスタートさせてしまい右も左もわからず利用者様の役に立てているのか、リハビリってこれでよいのか・・・でもやるしかない!!となんとなく見よう見まねで言語聴覚士やっています。

しかし、私の在宅でのこだわりは実は言語聴覚士の専門学校に入学するきっかけから始まっています。

私の父は58歳で脳梗塞に。

脳梗塞って?

脳梗塞とは、脳動脈の狭窄や閉塞により灌流域の虚血が起こり、脳組織が壊死に陥る疾患である。障害部位によりさまざまな局所所見をきたし、片麻痺や感覚障害、構音障害、失語、失認などの皮質症状や意識障害が見られる。

死因の第4位を占める重大な病気です。
脳血管疾患は高齢者の寝たきり(要介護5)の原因の第1位である。

↑こんな情報も実は国試対策に必要かも(笑)↑

私の父は、

脳梗塞といっても症状は様々。細い血管や枝先で何度も繰り返す「ラクナ梗塞」ではなく。

「アテローム血栓性梗塞」で首から脳に通じる頸動脈や頭蓋内の比較的太い動脈の硬化(アテローム硬化)が原因となって起こる梗塞でした。

左中大脳動脈の脳梗塞だったため、右側の片麻痺と失語症の後遺症の診断となりました。

失語症にも色々ありますが、ブローカ失語で「水」も言えないぐらいでした。

言語聴覚士になりリハビリをするようになり失語+発語失行だったことがわかりましたが・・

話は戻り、この水も言えない父が回復期病院から在宅に戻り維持期のリハビリに移行するにあたり私の住んでいる町には通所リハビリも含めてSTがいなかったのです。

隣の市まで送迎をしてリハビリを受けるしかなかったのです。

私の両親はまだ50代だったので母の運転で通っていましたが、車の運転ができなかったらリハビリも受けられないのかというのが当時の思いでじゃあ私がこの町の言語聴覚士になろう!が実は専門学校入学のきっかけでした!